日本の計量単位-尺貫法

日本の計量単位

尺貫法

尺貫法(しゃっかんほう)は、昔の日本で用いられていた長さ・面積などの単位です。

尺貫法という名称は、長さの単位に「尺」、質量の単位に「貫」を基本の単位とすることに由来します。


長さ

単位 現代換算 目安換算
厘(りん) 0.30303 mm 10毛(もう)
分(ぶ) 3.0303 mm 10厘
寸(すん) 3.0303 cm 10分
尺(しゃく) 30.303 cm 10寸
丈(じょう) 3.0303 m 10尺
間(けん、かん) 約1.8 m (1.8182 m) 6尺
町(ちょう) 約110 m (109.09 m) 60間
里(り) 約4 km (3.9273 km) 36町

質量

単位 現代換算 目安換算
厘(りん) 約3.75 mg 10毛
分(ぶん) 約0.375 g 10厘
匁(もんめ) 約3.75 g 10分
貫(かんめ) 約3.75 kg 1000匁
斤 (きん) 約600 g 160 匁

※斤は測量対象によって実際の量が変化する場合があります。


体積(容量)

単位 現代換算 目安換算
勺(しゃく) 0.018 L(リットル) -
合(ごう) 0.18 L (180.39 cm3:約180 ml) 10勺
升(しょう) 1.8039 L 10合
斗(と) 18.039 L 10升
石(こく) 180.39 L 10斗

面積

単位 現代換算 目安換算
1尺平方(しゃくへいほう) 0.09 m2 -
坪 (つぼ)、歩 (ぶ) 3.3058 m2 6尺平方
反 (たん)、段 991.74 m2 300 歩
畝 (せ) 99.174 m2 30 歩
1町 約99 a(アール) 10反、3000坪