C言語システムコール-creat
creatシステムコール
概要
creatは新規にファイルを作成して、書き込み専用でオープンしたファイルディスクリプタを返します。
古いOSでは、openシステムコールでO_CREATフラグが存在しなかったため、openでファイルの新規作成ができませんでした。
2000年以後のOSならば、openシステムコールで新規ファイルを作成できるため、creatシステムコールを使用することはほとんど無くなったといえます。
なお、creatは下記のopenフラグと同等の処理となります。
open(path, O_WRONLY|O_CREAT|O_TRUNC, mode)
サンプルプログラム
#include <stdio.h>
#include <string.h>
#include <stdlib.h>
#include <errno.h>
#include <sys/types.h>
#include <sys/stat.h>
#include <fcntl.h>
#include <unistd.h>
/*!
* @brief sample
* @param[in] filepath ファイルパス名
* @return 0:success/-1:failure
*/
static int
sample_func(char *filepath)
{
int fd = 0;
fd = creat(filepath, 0644);
if(fd < 0){
printf("Error: creat() %s: %s\n", strerror(errno), filepath);
return(-1);
}
close(fd);
return(0);
}
int
main(int argc, char *argv[])
{
int rc = 0;
if(argc != 2){
fprintf(stderr, "Usage: %s <path>\n", argv[0]);
exit(EXIT_FAILURE);
}
rc = sample_func(argv[1]);
if(rc != 0) exit(EXIT_FAILURE);
exit(EXIT_SUCCESS);
}
関連ページ
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