C++のファイル作成と実行

C++ファイルの作成

C++ファイルの拡張子について

C++で主に用いられる拡張子は「.cpp」や「.c++」です。
g++コンパイラでは「.C」や「.cc」という拡張子もC++のソースコードファイルとして利用可能です。
ただし、OSによってはファイル名に大文字小文字を区別しないものや、「+」記号を利用できない場合がありますので、開発環境で利用しているコンパイラ(処理系)の仕様を確認する必要があります。


C++のHelloWorldプログラム

C++言語でのHelloWorldプログラムは以下のようになります。


// Hello World プログラム
#include <iostream>

int main(void)
{
    std::cout << "Hello World!" << std::endl;

    return(0);
}

コメントについて

C++では、C言語の形式に加え、「//(スラッシュ2つ)」という形式のコメント機能が追加されました。
「//」から行末までがコメントアウトされます。


// ここはコメントです
/* C言語形式のコメントです。 */

C++の開発環境について

Windowsの開発環境

Windows環境ではVisualStudioの「VC++」が利用できます。
VC++を用いれば、Windowsフォームを用いるGUIアプリケーションを効率的に開発できます。

統合開発環境ではなくコマンドラインでの開発を行いたい場合には、以下のコンパイラが利用できます。

  • MinGW
  • borland c++

Unix系の開発環境

UNIX系OSでは、GNU Compiler Collection(gcc)に含まれる「g++」が利用できます。
g++でのコンパイル方法は以下の形式です。


$ g++ -o binary_name filename.cpp

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