TypeScript_環境設定
TypeScript公式サイト
https://www.typescriptlang.org/
環境準備
インストール
npmでインストールすると、下記コマンドで実行環境が用意完了します。
$ npm install -g typescript
下記コマンドでバージョンを確認します。
$ tsc -v
パス設定
tcsへのパスが設定されていない場合には、下記コマンドでnpmがグローバルで使用しているディレクトリを調べ、このパスを環境変数に設定します。
$ npm bin -g
hello world(HTML表示)
tsファイルを作成する
「hello.ts」というソースコードを作成します。
class HelloWorld
{
constructor(public displayText : string) {}
print() {
return this.displayText;
}
}
let helloWorld = new HelloWorld('HelloWorld');
document.body.innerHTML = helloWorld.print();
コンパイルする
ソースコードをコンパイルします。
$ tsc hello.ts
この結果、hello.jsが生成されます。
HTMLに表示する
コンパイルしたjsファイルをHTMLから呼び出します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title></title>
</head>
<body>
<script src="hello.js"></script>
</body>
</html>
hello world(Node実行)
Node.jsから実行する場合は、Node.jsで扱える構文を使用します。
tsファイルを作成します。
const message:string = 'Hello! TypeScript!';
console.log(message);
これをコンパイルして、Node.jsで実行します。
$ tsc hello.ts
$ node hello.js
tslint
TypeScript向けのlintツールにtslintがあります。
インストール
npmでインストールできます。
$ npm install -g tslint
tslint-config-airbnbは「Airbnb」が提唱するJavaScript スタイルガイドをチェックするtslintのルールセットです。
スタイルガイドを簡単に取り込むことができます。
$ npm install -g tslint-config-airbnb
$ npm install -g tsutils
tslint.json
ルール定義として「tslint.json」を作成します。
{
"extends": "tslint-config-airbnb",
"rules": {
"max-line-length": [true, 120],
"no-boolean-literal-compare": false
}
}
lint実行
tslint hello.ts
関連ページ
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