viのsetコマンド一覧
設定コマンド
コマンドモードで「:set」と入力するとviの設定を行えます。
:set number
設定を永続化するには設定ファイルに記載してください。
設定コマンドは数多く存在しますので、以下などを参照ください。
Vim公式: https://vim-jp.org/vimdoc-ja/
man7 vi: https://man7.org/linux/man-pages/man1/vi.1p.html
よく使う設定コマンド
コマンド | 説明 | 備考 |
---|---|---|
:set noignorecase | 検索パターンにおいて大文字と小文字を区別しない。 | 有効:ignorecase/無効:noignorecase |
:set smartcase | 検索パターンに大文字が含まれている場合は区別して検索する | 有効:smartcase/無効:nosmartcase |
:set autoindent | インデント機能を有効化する。 | 有効:autoindent/無効:noautoindent |
:set tabstop=4 | ファイル内のTabが対応する空白の数。 | |
:set softtabstop=4 | Tabの挿入やBSの使用等の編集操作をするときに、Tabが対応する空白の数。 | |
:set shiftwidth=4 | インデントの各段階に使われる空白の数。 | |
:set noexpandtab | Tabを挿入するとき、代わりに適切な数の空白を使う。 | 有効:expandtab/無効:noexpandtab |
:set textwidth=0 | 入力されているテキストの最大幅。行がそれより長くなると、この幅を超えないように空白の後で改行される。値を 0 に設定すると無効になる。 | |
:set wrap | ウィンドウの幅より長い行は折り返され、次の行に続けて表示される。 | 有効:wrap/無効:nowrap |
:set wrapscan | 検索がファイル末尾まで進んだら、ファイル先頭から再び検索する。 | 有効:wrapscan/無効:nowrapscan |
:set showmatch | 閉じ括弧が入力されたとき、対応する開き括弧にわずかの間ジャンプする。 | 有効:showmatch/無効:noshowmatch |
:set number | 毎行の前に行番号を表示する。 | 有効:number/無効:nonumber |
:set ruler | カーソルが何行目の何列目に置かれているかを表示する。 | 有効:ruler/無効:noruler |
:set list | タブ文字を CTRL-I で表示し、行末に $ で表示する。 | 有効:list/無効:nolist |
:set laststatus=2 | 最下ウィンドウにいつステータス行が表示されるかを設定する。 | 0: 全く表示しない/1: ウィンドウの数が2以上のときのみ表示/2: 常に表示 |
set showcmd | コマンドを画面の最下行に表示する。 | 有効:showcmd/無効:noshowcmd |
:set nobackup | ファイルを上書きする前にバックアップを作る。 | 有効:backup/無効:nobackup |
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