vim-タブ文字の入力

vimでタブ文字を入力する。

Vimエディタの設定ファイルで「:set expandtab」を設定している場合、入力モードでTabキー押下時にはタブ文字ではなく、半角スペースが挿入されるようになります。
しかし、場合によっては、スペースではなくタブ文字をどうしても入力しなければならない時があります。
例えば、Makefileの編集などといったタブ文字が特別な意味を持つ場合には、正しくタブ文字を入力しなければ文法エラーとなります。
そのような、一時的にタブ文字を入力したい場合、以下の解決方法があります。



「:set expandtab(:set et)」設定の時に、タブ文字を挿入する

わざわざ設定を変更せずにタブ入力する方法は以下の通りです。


(入力モードにする)
[Ctrl + v]を押した後に[tab]キーを入力します。


一時的に「:set expandtab(:set et)」設定を無効にする

複数回タブ文字を入力しなければならない場合には、一時的に設定を変更することが効率的です。


:set noet


モードラインを設定する

Vimエディタにはモードラインという機能があります。

ファイルの先頭行(または最下位行)に以下の記述を指定することで、当該ファイルのみ「set noexpandtab」の設定を有効にできます。


# vim:set noexpandtab :

vimでタブとスペースを変換する。

タブを含むスペースの羅列をタブに変換する


:retab
(:retと省略可)

スペースのみの羅列もタブに変換する


:retab!
(:ret!と省略可)。

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