RubyOnRails-データベースの作成
Ruby On Rails データベース概要
Railsアプリケーションを作成する時、明示的に指定しなければデータベースとして「SQLite」を使用するように設定されます。
アプリケーションからデータベースを利用する時の設定は「config\database.yml」ファイルに記載されます。
データベースを指定する。
指定データベースを使用する場合は、Railsのアプリケーション作成時にオプション指定します。
rails new アプリケーション名 -d データベース
rails new アプリケーション名 --database=データベース
Railsで指定可能なデータベースは以下の通りです。
- mysql
- oracle
- postgresql
- sqlite3
- frontbase
- ibm_db
- sqlserver
- jdbcmysql
- jdbcsqlite3
- jdbcpostgresql
- jdbc
データベース設定「config\database.yml」ファイル
Railsではアプリケーション実行に際して「開発、テスト、本番」という3モードが用意されています。
実行モードによって、使用するデータベースを使い分けることができます。
development:
実行モードが「開発」の設定
test:
実行モードが「テスト」の設定
production:
実行モードが「本番」の設定
設定ファイルの項目は以下の通りです。
adapter: 使用するデータベース種類
database: データベースファイル名
pool: コネクションプーリングで使用するコネクションの上限
timeout: タイムアウトまでの時間(ms)
encoding: 文字コード
reconnect: 再接続するかどうか
username: ユーザー名
password: パスワード
host: MySQLが動作しているホスト名
Ruby On Rails データベースの作成
データベースの作成
アプリケーションルートで以下のコマンドを実行すればデータベースが作成されます。
rake db:create
コンソールツール
現在のデータベースの設定に従い、SQLiteのコマンドラインツールが起動します。
rails dbconsole
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