RubyOnRails-マイグレーション

RubyOnRails-マイグレーション

マイグレーションについて

Railsではテーブルの作成や変更の仕組みとしてマイグレーション機能が提供されています。

Railsにおけるマイグレーションは、例えばテーブルを作成する場合に、テーブルを直接作成せず、テーブルを作成するスクリプトファイルを作成/実行することでテーブルを作成するものです。

これにより、テーブルに関して行なった処理を記録し、元に戻したり別の環境で同じ処理を行うことができます。

なお、一般的にマイグレーションとはプログラムやデータの移行・変換作業を指します。


マイグレーションスクリプトは以下となります。


db/migrate/($version)_create_titles.rb

スクリプトの編集

テーブルに含まれるカラムに関する情報をマイグレーションスクリプトの中に記述します。

書式は次のとおりです。


create_table :titles do |t|
  t.データ型 :カラム名(, オプション)
end

マイグレーションスクリプトの実行

マイグレーションスクリプトの実行コマンドは以下の通りです。


rake db:migrate

マイグレーションスクリプトのバージョン確認

現在のバージョンを確認するには、アプリケーションルートで下記コマンドを実行します。


rake db:version

マイグレーションスクリプトの新規作成

モデル作成時に自動で作成されるスクリプトを使用しないで、新規にマイグレーションスクリプトを作成します。


rails generate migration クラス名
rails generate migration クラス名 カラム名:データ型( カラム名:データ型)

マイグレーションスクリプトの削除

マイグレーションに関するファイルを削除します。


rails destroy migration クラス名

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