パッケージ図(Package diagram)
パッケージ図について
パッケージ図とは
パッケージ図とは、定義したクラスやインターフェースをどのようにパッケージに配置するかを表現する図です。
パッケージ図は、パッケージ、クラス、コンポーネント(構成要素)など様々な要素間のインポート関係や依存関係を表すことができるため、サブシステムやモジュール間の構造と依存性を図に表すことが可能になります。
パッケージ図の表記と構造
パッケージ図の表記
パッケージは、上部に小さなタブが付いた長方形として表示されます。
パッケージ図の関係性
パッケージ図で用いる関連線は、依存とマージです。
パッケージ図の依存線
パッケージ同士の依存関係は、依存する側のパッケージから依存されるパッケージへ破線矢印を引くことで表現します。
パッケージ図のマージ
パッケージのマージとは、2つのパッケージを合体させて1つのパッケージとして扱うことです。
備考
PlantUMLにおけるパッケージ図の記述方法
@startuml
package パッケージ名 as package1 {
class "クラス1"
class "クラス2"
}
package パッケージ名 as package2 {
class "クラス1"
class "クラス2"
class "クラス3"
interface "インターフェース1"
}
package1 ..> package2 : 依存関係
@enduml
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