ユースケース図(Use case diagram)
ユースケース図について
ユースケース図とは
ユースケース図とは、システムが提供する機能とその利用者を表現する図です。
ユースケース図を用いることで、システムにはどのような機能があるのか、だれがその機能を使えるのかを、わかりやすく伝えることができます。
ユースケース図の表記と構造
アクター
アクターとは、機能を利用する誰かのことです。
アクターの要素図形は、棒人間で表記して、図形の下にアクター名を記載します。
ユースケース
ユースケースとは、システムが備える機能のことです。
ユースケースの要素図形は、楕円で表記します。
拡張ポイントがある場合には、図形の中央に線を引いて区切り、上にユースケース名、下に拡張ポイントを記載します。
ユースケース図の関係性
関連
ユースケース図における関連は、クラス図やオブジェクト図などの関連と同じです。
アクターとユースケースを実線で繋いで表記します。
継承
ユースケース図における継承は、あるアクターが別のアクターの属性を引き継いでいることを表現できます。
アクター同士、ユースケース同士を繋ぐ先端に白抜き三角形を加えた実線で表記します。
包括
ユースケース図における包括は、あるユースケースが他のユースケースに含まれるという表現ができます。
拡張(extend)
ユースケース図における拡張は、あるユースケースが他のユースケースを(条件付きで)利用するという表現ができます。、
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